2021.11.18(木)
田原市で塗り替え工事の続きです。

今回の物件は外壁の木板が元々ペンキで
塗りつぶし塗装がしてありました。
昔はよく見かけた施工なのですが今は
サイディングや板金が主流になり
屋外の木部にペンキを塗ることは少なくなりました。

このペンキが剝がれた木板をどうするか話し合い
ましたが張り替えるのはコストが掛かるので
ペンキで塗り替えることになりました。

とは言えいずれペンキがまた剝がれるのも事実です。
そこで私のできる最善の方法を選択しました。
外部専用の木部下処理塗料を塗装して
吸い込みムラをなくします。
深い壁目地は刷毛を使用するとこれもムラになるので
カップガンで吹き付け色を付けました。
仕上げはたっぷりのウレタン塗料です。

一番悩みに悩んだのは仕様塗料です。
サイディングの場合は紫外線に対抗できる
ものを優先して選びます。
しかし今回は木部なので呼吸をしますし膨張と収縮を
繰り返します。
そこで耐候性はやや劣りますが木の動きに付いていける
弾性ウレタン塗料を選びました。
この弾性とはゴムの様な塗料です。

いつでもどの場面も
メーカーと販売店と施工店が知恵を出し
失敗しないプランをご提案いたします。